充填パターンと密度

充填パターンを選ぶ時、オブジェクトの強度や時間、材料、個人的な好みなど、いくつか考慮することがあります。より複雑なパターンは、多くの移動が必要となり、それ故により多くの時間と材料が必要となることが推察されます。

Slic3rでは4つの標準的なものと、3つの風変わりなものなど、幾つもの充填パターンを提供しています。下記のそれぞれの図のカッコ内に書かれている数字は、単純な20ミリの立方体に使う材料の使用量と時間の概算です¹。これは単なる指標であり、モデルの複雑さや他の要因が時間と材料に影響をすることに注意してください。

例えば、有機的なものか機械的なものかなど、あるモデルの型には、特定のパターンが適している。図は、それぞれの六角形が下にある同じパターンと接合し、垂直方向の強い構造を形成している為に、ハニカム(Honeycomb)の充填がこの機械の部品にいかに適しているかを示しています。

多くのモデルは、低い密度の充填しか必要とせず、50％以上では、必要とされる以上に材料を使い硬く詰まったモデルを生成します。このような理由からパターンの一般的な範囲は、10％から30％ですが、モデルの要件から密度を決めるのが良いです。図は密度が増えるとパターンがどのように変化するかを示しています。